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青立ち株を刈るときは

  • 執筆者の写真: 反田孝之
    反田孝之
  • 3 日前
  • 読了時間: 2分

今日は朝の微妙な雨のため大豆を刈るのをやめた。でもやめるほどでもなかったか。午後はそれなりに乾いたし。


青立ち大豆を刈るのには気を使う。青立ちにも当然グラデーションがあって、ひどいものはどうやってもダメで、刈ると他の豆も汚れるので刈ってはならない。でも許容範囲のものはそれなりに豆も入っているし、乾いていさえすれば他の豆も汚さない。そしてその乾きの差は、例えば12時はまだダメで13時なら良いなどという微妙なものだ。ということに昨日気が付いた。それでうちより青立ちのひどい近くの営農組合が今日、朝雨が降ったにもかかわらず10時ごろから刈り始めたので大丈夫だろうかと。おそらく散々汚いことになっているはず。でもそれはそれなりに防げるものなのだ。


(青立ち株のひどいもの。こんな写真しかなかった。わかりにくいが茎が青くて枯れ葉が落ちずに付いている。ここまでひどいのも1haくらいある。理由書のためにもっとマシな写真を撮っておかないと。)

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明日は午後からは刈る。明後日は強風かつ意外と降らなさそうなので朝から刈れるかもしれない。でも週末からしばらくはまた天気が回復する予報だから、それを待って刈った方が青立ち株はさらに枯れる(乾く)のでむしろいいのかもしれない。それは熟れた莢が弾けるのと青立ちが枯れていくのとの兼ね合いでどのタイミングが得か、という判断である。少しでも収量を上げたいのはもちろん、お客さんに少しでも汚れのない粒を届けたいという一心。汚いと補助金が出ないという事情もないわけではない。でも去年はさらに汚れていたが検査は加工用合格にはなったので、今年はそちらの理由のほうが大きい。


あとは反収60キロの壁。これも補助金の話。そして太い。今のところ色選で飛ばせば微妙なところだ。昨年は大きく壁に届かなかったが理由書を出して補助金は出た。広範囲で皆が悪かったからだとも聞いた。今年はどうか。悪くても反収150キロだった以前は、こんな低レベルの悩みを持つことになるなんて、しかも2年連続で、思いもしなかった。

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