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湿田の稲作りが混迷している

  • 執筆者の写真: 反田孝之
    反田孝之
  • 2020年10月8日
  • 読了時間: 1分

お米の調整がほぼ終わった。う~ん、湿田の方で何かと苦戦。ちょっとした総括を書こうにも、どこから書いていいかも分からない感じ。


気になるのは、くず米と斑点米(色選下)の圃場ごとの差が大きすぎること。くず米は自然栽培の方で「異常に」多い。これは毎年多くなりつつあって、昨年の多さに驚いていたら、今年はもっと多くなった。くず米というより、一人前の小粒だ。ぴかぴか光ってきれいだもん。特性が変わってきている可能性はないか。斑点米は道路に面した圃場で多くなる傾向にあるが、今年はその差がこれまた異常。


そして昨日までのモア掛け作業で痛感することで、上記の傾向などと田んぼの状況とには明らかに相関がある。特に4年前にチェンジした圃場は、ちょっと簡単ではないなと思い始めているところ。土が深いからとここに変えたのに、実際に耕作してみると田んぼの窒息度がひどい。


これらの圃場は夏の水管理でも不可解なことが多い。地中はどうなっているのか。ここを自分が耕作することが初めから分かっていたら圃場整備前と最中をよく見ておいたのに。


中期的な視点で対策が必要だ。しかし秋の管理はもう始まっている。結論を急がねばならない。

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