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  • 執筆者の写真反田孝之

湿田の稲作りが混迷している

お米の調整がほぼ終わった。う~ん、湿田の方で何かと苦戦。ちょっとした総括を書こうにも、どこから書いていいかも分からない感じ。


気になるのは、くず米と斑点米(色選下)の圃場ごとの差が大きすぎること。くず米は自然栽培の方で「異常に」多い。これは毎年多くなりつつあって、昨年の多さに驚いていたら、今年はもっと多くなった。くず米というより、一人前の小粒だ。ぴかぴか光ってきれいだもん。特性が変わってきている可能性はないか。斑点米は道路に面した圃場で多くなる傾向にあるが、今年はその差がこれまた異常。


そして昨日までのモア掛け作業で痛感することで、上記の傾向などと田んぼの状況とには明らかに相関がある。特に4年前にチェンジした圃場は、ちょっと簡単ではないなと思い始めているところ。土が深いからとここに変えたのに、実際に耕作してみると田んぼの窒息度がひどい。


これらの圃場は夏の水管理でも不可解なことが多い。地中はどうなっているのか。ここを自分が耕作することが初めから分かっていたら圃場整備前と最中をよく見ておいたのに。


中期的な視点で対策が必要だ。しかし秋の管理はもう始まっている。結論を急がねばならない。

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今日これから最後のコシヒカリを刈る。コシヒカリをこんなに引っ張ったのは初めてだ。当然刈り遅れだが、そうひどくはない。3日前には籾首がまだ青い粒も多かった。 その籾摺りが終われば、今年から始めた「日本晴」と、3~4年に一度栽培するもち米を刈る。品種が増えるとコンバインなどの荒掃除が必要で手間が増える。何種類もやってる人って、良くやるわ。大したもんだ。

稲刈り、なんとか前半戦の2.2haが昨日終了。もっとも乾燥中のロットがあるのでこれを籾摺りしたら正式な終了。 開始時がすでに刈り遅れだったから終わりはさらに顕著で、脱粒が凄い。運転席の私に向かって籾粒がピシッピシッと常時飛んでくる。顔は痛いし片道行けば服は籾だらけ、運転席周りも籾だらけだ。コシヒカリでもこうなるのか。こんなことは人生で初めて。 ということはヘッドロスはこの何倍以上もありそう。実際に

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