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  • 執筆者の写真反田孝之

まさかのマスクをしてしまった

ここ数日で折を見てやっているのが、種もみの処理。今年はまずこんな作業から始めることになった。



トウミによる風選。つまり種もみに混じっているワラくずやシイナを除去する作業。いつもはこんなことはしない。コンバインで種を採るときはエンジン回転数を落としてやるので、トウミ機能だけは強くしなくてはならないのだが、このたびはそれをうっかりしていたらしい。


続いていつもの芒取り 兼 形状選。


とある文献で、籾に負担を与えないためには、強めに1度で仕上げるより弱めで2回に分けてやった方がいい、とあったので今年はそうすることに。やってみて驚いたのは、その方が時間も早いということ。いや~知らなかった。これって常識なのか?


と、今はここまでの段階。予定では明日塩水選をして浸種に入る。自然栽培の世界では種もみの予措にはいろんな流儀があるようだが、私は塩水選は種もみにとって別に悪いことだとは思っていなくて、温湯処理はどうかなと思っている。わからんけどね。今までにいろいろやってきて、何となく感覚で思うことだ。


ところで、4日前の芒取りのときは、機械回りに立ち込める粉塵がこの季節に相まって鼻水が止まらない。ついに限界を超え、1年半以上ぶりのマスクをしてしまった。以前はこの作業のときはマスクをすることもあったんだけど、この3年はとても恥ずかしくてできない。してみて、辛いね。鼻水は楽になったけど、絶対体に悪いよこれ。だって不自然が過ぎるもん。鼻出しで鼻呼吸するならいいけどね。畑に鶏糞振るなら表面で風化させて漉き込むのならいい、ってのと一緒だな(笑)。

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