今までで一番焦った乾燥機のトラブル
- 反田孝之
- 9月15日
- 読了時間: 3分
更新日:9月16日
一昨日は結局刈った。最後に雨が降ってきて終了したが予定の9割は刈れた。「よくやった、明日こそは休む。」と酒を飲んで満たされて床についたときには、まさかその後に強いられる面倒をまったく想像できなかった。
まずは午前4時、ひどい雷雨で目が覚めた。つい最近すでに落雷でコピー機をやられ、さらに停電で乾燥機が止まるトラブルを1度起こしていた。それで慌てて事務所へ急行。行ってよかった。乾燥機が止まっている。乾燥の履歴を確認しようとするがなぜか表示されない。何時間も前から止まっていたら大変なことだが、天気の状況からはおそらく止まってからはまだ間もない時間しか経っていないと思われる。そう信じて乾燥を再開した。
帰宅して昼前まで爆睡。昼前に次男を連れて家を出た。娘がどうしても私に食べさせたいという、とあるカフェのカレーを食べるために、フランダンスの発表会で出ていた娘と女房と合流するためだ。その前に乾燥具合を確認するため事務所に立ち寄った。するとなぜか乾燥機が止まっている。表示を見るとシャッタードラムのエラー。乾燥機の中で籾を落下させる箇所が動かなくなっているのだ。まじか、立ち寄って良かった。履歴を見ると止まったのはまだ1時間ほど前。今すぐ復旧させれればまったく問題はない。しかしいろいろやってみるも原因が分からない。だんだん血の気が引いてきた。

娘とのランチはもう無理である。娘は泣くだろうが仕方がない。さてそれよりもとにかくこの場をどうしのぐか。このまま放っておいては籾が腐る。100万円近い損害だ。業者に電話をするも休日だからのとの連れない返事。3連休の中日のため、まだ丸2日を凌がねばならない。一番いいのは故障した乾燥機から籾を出して、隣の乾燥機に張り込むこと。しかし乾燥機から出す方法が分からない。掃除用の小窓からチマチマとすくって移し替えるなんてのはあまりに途方に暮れて現実的には不可能のレベル。そして、私が疲れ果てている上にこの場が午後の日差しであまりに暑く、くらくらする。いろいろやることは無理だ。さらなる応急処置を考える。取り出せなくても大量の空気を常に送っていればよいわけだから、天窓を空けて、正面の空気の入る場所を新聞紙ですべて目張りして、送風モードにしてみた。おお、かなりの風が天窓から吸い込まれていく。これならかなり持つんじゃないか。
そんなことでとりあえず処置を妥協して、その後事務所に来た娘らと合流して、また急きょランチをすることにし、予定通りにカレーを食べに行くことができた。
そしてその夜、21時を過ぎてまた事務所へと出かけた。排出の方法を考えるためだ。いじっているうちに、スイッチを押してエラー表示出るまでのしばらくの間は搬送スクリューや昇降器が動くことを利用して、掃除用の小窓から籾を落下させ、小出しに排出できることに気が付いた。それで今朝出直して、女房と2人でますは隣の乾燥機から乾燥籾を排出~フレコンバッグに仮置きするところから始めて、丸3時間をかけ、無事に隣の乾燥機に移し替えることができた。ただもうヘロヘロ。
今ままで乾燥機の大きな失敗はない。このたびも運よく何とか凌いだ。自宅と乾燥機がもうちょっと近ければいいんだけどね。遠隔で異常を察知できる今時の乾燥機に憧れるなあ。




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