土寄せが始まり繁忙期のゴールが見えた
- 反田孝之
- 7月18日
- 読了時間: 2分
昨日の朝、まさかのまさかで大豆畑で乾いた畑が出始めていたので、慌てて機械を入れた。3日前に畝間に溜まるほど(72ミリ)降ったのでまったくの油断。そして今日の雨予報を受けて、今入らないと次がいつ入れるかわからない。ということで夕方雨が降り出すまでひたすら機械を走らせて5ha弱を片付けた。
このたびは最後の工程の「土寄せ」。これを終わらせると「上がり」である。あとは収穫まで、人力による草取り、畔や圃場際の草刈り、干ばつ時の入落水管理をするだけとなる。
(ぞくぞくと上がり圃場が。今のところはとてもきれいに見えるが、今年は人力による草引きが必要だ。)

土寄せにもタイミングがあって、正確には大豆の根が条間に伸びるぎりぎり手前がベスト。それより早いとその後生えてくる草が増えるし(株間の除草があまりにうまく行っていなければそれらを埋め込むためにむしろ早めの土寄せがいい場合もある)、遅いと根を切る。しかしそんな厳密な状態は狙えないので、一般的には開花前にやるとか、播種後35日前後でやるとかの目安が推奨されているようだ。
それが今回、播種後の日数にしては地上部が旺盛で、条間に根が伸びていてもおかしくないほどの生育をしている圃場が多い。しかし実際に機械を走らせてみて、まだ条間には根がほとんど達していないようだ。原因はきっと雨。これはこれでこれから夏の間の不安材料ではある。まあともあれ、土寄せにまだ猶予はありそう。残りの2.5haは水はけが良くない上に今日もまたしこたま降っているので、今度こそピーカン照りで最低3日は入れなくてもまだセーフだと思われる。
昨日頑張ったおかげで繁忙期のゴールが見えた。通常期になれば、1日に7~8時間程度の作業で済む(笑)。
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