娘の発表会と大豆の除草
- 反田孝之
- 3 日前
- 読了時間: 2分
昨日は娘の歌の発表会。この時期ならなんとかなるだろうとずいぶん前から楽しみにしていて娘とも約束してたのに、大豆の除草タイミングがもろにやってきた。雨続きですっかり手遅れになってしまった状態のところを、ようやく畑が乾いたのだ。どう考えてもやらない選択肢はない。娘がどう思うかを気にしながら、先に娘と会場に向かった女房にその旨を電話。女房が娘には言い聞かせるからと。
こうなったからにはしっかり実を取ってやる、と暑さに耐えて除草機をひたすら走らせた。途中で巨大な入道雲。いくらかパラつき始めた。まじか今日もか、今降られて中断になったら発表会に行かなかった甲斐がない。スマホで雨雲状況を確認。なんてこった、広い県内で降っているのはここだけ。しかもここから見える山の向こうの黒雲は赤色表示の大雨だ。こっちに来るなと祈りながら小雨の中をひたすら機械を走らせる。するとほどなくして止み、雨雲も消えてしまった。
最低限のノルマを終え、猛烈に暑いし、腰も痛いし、もうやめてしまいたかった。しかしやめたところで発表会には間に合わない。娘が歌うはずの「くまのぬいぐるみ」が頭を流れてきた。どうにも悲しそうな曲調で気分も悲しくなってきたが、一方で悔しさと、妥協なく多くの実をとろうという気が湧いて来た。除草機の作業姿勢を少し変えて、今しがたかけた畑にもう一度入ることにした。
結局夕方まで延べ4.5ha分を走り回り、十分な成果を上げることができた。発表会に行かなかった甲斐は確実にあったので、私の気持ちもすっかり収まってくれた。
(かなり酷い状態だが、ここはほぼイヌビユなので機械で2回入れは条間はなんとかなる。)

さらに畑が乾いた今日、続きをやって2巡目の除草を終えた。損ねた株間の大きな草は人力で取る(女房が始めている)ことにして、あとは3巡目となる土寄せの工程を終えれば、もう一つの本線の緑肥播種も今日9割が終わったので、繁忙期はめでたく終了である。
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