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「ゴボウを買うな」というゴボウ農家

  • 執筆者の写真: 反田孝之
    反田孝之
  • 2021年2月22日
  • 読了時間: 2分

更新日:2021年2月25日

私が身近に知っているだけでも素晴らしい人(会社)がいる。


牛乳を飲みすぎるなという酪農家

手前味噌づくりの普及をする味噌屋

ご飯を食べろというパン屋

肌は内部からきれいにしろという化粧品屋


みなさん、経済活動の矛盾や限界を知り尽くしている人たちだ。


世の中の諸問題の対応には「根本的対応」と「対症的対応」とがある。経済活動を伴うものはすでに根本的対応にはなり得ない。つまり会社や企業というのは世の中を「対症的に」少しでも「マシ」にするために「仕方なく」活動する存在であり、本質的にはその目的が果たされた暁には解散するべきものでもある。それを自分たちのやっていることが根本的対応だと見誤るから、さらに異なる多くの問題を引き起こしてしまう。


こういう素晴らしい人たちに私も学んだ。「仕方なく」一見矛盾する機械化された大規模経営を行っているものの、私の理想は低投与栽培による家庭菜園の普及する社会である。ゴボウの袋には「野菜はなるべく家庭菜園で育てましょう」の文言を入れている。ゴボウはできるだけ買わずに自分で育てて欲しい。そしてそれができない人だけが「仕方なく」うちのゴボウを食べてくれればいい。真剣にそう思っている。


と言いつつ、一昨日のスピーチは大失敗。石鹸を使うな、は間違っていない。しかし「使うなら・・」のフォローができなかったのは痛恨の極み。情けない。


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