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  • 執筆者の写真反田孝之

脱芒が今年は大変だった

「だつぼー君」による種籾の芒(のげ)取り兼選別が終わった。今年は4日間にも渡ってやって、ちょっとヘトヘト。


(2012年)


こんなに時間がかかったのは、不足する可能性を考慮してちょっと多めに準備していたのと、芒が取れにくくて圧を強くかけたから。年々圧を強くしていっているのが目印で分かる。機械のヘタレは構造上考えにくい。自家採種を続けて変質して芒が取れにくくなっているのだろうか。


いつものように網目2.15でやったら元が多いだけにかなり余ってしまった。強めの塩水選をやればちょうどいいかと初めは思ったけど、量が多いと塩水選も億劫。かといってもう一つの2.30の網目にもう一度通すのはまともにやるとほとんどがすり抜けてしまう。それで流量を多めに2.30に通して必要量の確保をした。これで塩水選をしないつもり。はたして理屈があっているかどうか。


ちなみにコシヒカリは2.20以上の網目でやれば塩水選はいらないと言われている。もちろん話はそう単純じゃない。が来年は2.20を買おうかなと。でも高いんよね。16500円くらい。うちはそれが2個いるから。


年によって種もみの充実度が違うから難しい。水分率もあるか。今年はちょっと乾き気味で13%くらいだった。かといっていつぞやのようにめちゃくちゃすり抜けたわけではない。うん、いよいよ難しい。

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