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行政マンに求めたいこと

  • 執筆者の写真: 反田孝之
    反田孝之
  • 9月5日
  • 読了時間: 2分

今日もちょっと涼しいぞ~。そして今日も雨がちょろちょろと。小さな莢がびっしりついている今の大豆にとっては嬉しい環境だ。


昨日の続き。


このたび防護柵の許可が出ない理屈が当てはめられたのは、県の担当者レベルなのか組織レベルなのか。まあどちらでもよい。ただ、寿命を削る思いで炎天下の中を駆けずりまわる身から言わせてもらうと、せめて現場を見て事情を聞いて判断してもらいたいと思うし、そうでなくても、もし防護柵の周りは常に除草をしておかねばならないという基準らしきものがあるのだとしたら、費用対効果がより高まるように刷新されていくような仕組みを作ってもらいたいと思う。


私が営農してきたこの20年あまり、行政とのお付き合いは、他市や他県の同業者がうらやむほどの恵まれたものであった。県もだが、とりわけ市。熱量の高い職員さんたちにどれだけ助けられたことか。しかしもちろんそうでない(普通の?)方々もおられて、そういう人たちの差は、現場を理解しようという姿勢があるかどうかの差だと確信する。


かつて炎上した、前静岡県知事の川勝氏の言葉が最近よく心に迫ってくる。(以前も書いたが、彼は舌足らずで炎上したのであって、伝えたかったことは素晴らしい内容であったと思う。)我々職人やもの作りの専門家は、作ったものがプライドになる。しかし行政マンはそうはいかない。もの作りの我々とは違うのである。プライドにすべきは知性や感性である。当然ながら職人や専門家にはなれない。だからせめて現場の職人や専門家の現状や知見が理解できるほどの知性と感性を持ってもらいたい。もちろん現場の人のすべてに耳を傾ける価値があるわけではなかろう。選択と集中。磨くべきはそれを見分ける知性や感性でもある。


当地は放っておいても回っていく都会と違うどころか、沈みゆく地域だ。我々当事者はもちろん、行政マンの役割は極めて大きい。県の「前傾姿勢」というスローガンを聞いたことがある。前傾姿勢を生み出す知性と感性に大いに期待したい。


ところで許可が出なかった反対側の防護柵は、つい先日、人間関係の面倒を受容することで「多面」の補助金が使えることになり、2年かければ全線が施工できそうで悩みから解放された。初めからこう出来ていれば問題はなかったのだ。ただ多面だけでは金額的に4年がかりとなってきつい。事業の活用は大変ありがたい。

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