top of page
  • 執筆者の写真反田孝之

「反田って、やってることはそれなりだけど、実は人間として大したことないよね。」と思われる人生でよい。

年末年始は、これで3年連続で、体調が最悪だった。発熱してくれば分かりやすいのだが、結局、まったく熱は出ず。5日連続で1分も仕事をしない、酒も飲みたくない、という新記録並みに長引いて、昨日はどうしても急ぎの仕事だけは片づけたけれど、ようやく今日からまともに動き始めたところ。


ゴロゴロすれば自然と様々なことを考える。ただ体調が悪い中ではあまり前向きなネタはない。といって後ろ向きというわけでもなく、まるでこの世の傍観者かのように、自分の生き方も含め、様々なネタについて眺めるといった風。


歳を重ねているから、当然これまで見えなかったことで、見えてくるものがある。しかし一方で、これまで見えていたのに、見えなくなっていることだって必ずある。後者は見えなくなってしまったのだから気づかないだけのこと。失ったものは何だろう、と考える癖がついている。このたびもついそういうことを多く考えてしまった。


人は何のために生きているかというベタな命題。人と繋がるためだなと、これまたベタな解を思わずにはいられない。


そして改めて「実践者」としての生きるべきと。私には格好よく見せることも見られることも必要ない。(それはそういうポジションの人がやればいいし、またやらねばならない。)ひたすらこの地域の諸問題に農業者の立場から関わること。そして農産物の品質はもちろん量の視点からもこれを維持し高めていくこと。日本一美味いと散々称してもらえるゴボウについてはこれをしっかり守ること。つまり私にしかできないことは最低限しっかりやるということ。


そのためには、変わった言い方をすれば、「反田って、やってることはそれなりだけど、実は人間として大したことないよね。」とかなりの人から思われるような人生を目指す。私に残された人生を生きる上では、たぶんこのスタンスがちょうどいい。

最新記事

すべて表示

川勝知事がいいことを言っている

川勝静岡県知事の発言が賑わっている。ご本人の「全文を読んでもらえばわかってもらえる」という発言から、全文を読んでみた。そしたら、なるほど、いいこと言ってるじゃないか。 https://news.yahoo.co.jp/articles/aa84967ca4481552dd65b1152263f99b289e5d14 ただの、言葉足らず。こういうことってあるよ。こう言いたいんだろうなということはよく

対抗策を考えた

昨日のように腹を立てているだけでは、何事をも「為してなんぼ」の私の立場は済まない。ということでさっそく具体的な対策を立てた。 ちなみに今田地区では昨年まで私を含め3人で21haを耕作しており、私が腹を立てているのは、イノシシ対策などこれまでほとんど私に任せっきりだった、私以外の2人の70代が、イノシシの行動の実態も知らずに勝手に進めた案についてだ。もう阻止はできない段階のようだから、私の気持ちが収

どうしてこんなにバカなのか

腹が立って仕方がない。というか情けなくて仕方がない。いい歳をしてどうしてこうバカなのか。バカのくせに仕切りたがる。とばっちりを食らう方はたまったもんじゃない。 用水システムの不具合は、修繕のポイントのズレを散々言い続けてきたのに無視され続け、あげく意図的に私抜きで、おかしな方向へ行きかけていたところを、行政の方の機転で私が呼ばれ、何とか止めることができた。 しかしイノシシ対策。やたら面倒で体力的に

bottom of page