やっぱりヤケ症が出るのか…
更新日:9月2日
昨夕、某所で使う写真を撮るために、収穫をせずに残してあるゴボウ畑へ家族で。一部を試し掘りしてみて、一部でヤケ症を確認。やっぱりダメか・・・。
これも今後の試しである。出荷を年末まで引っ張る、というか期間を分散させるためには、現状では収穫を遅らせるしかない。そしてこの畑は仮に洪水になっても、水が引けばすぐにトラクターで入れるほど水はけがよいので、洪水期をまたいでゴボウを残しておくにはもってこいの条件なのだ。
(6月25日のこの畑。他は7月中旬までに掘ってしまったが、ここだけは収穫せずに残している。)

今さら試しているのには理由があって、それは今まではこの畑のA品率が極端に悪かったから。それを今年13年ぶりにゴボウを作付けした部分で、つまり12年間の土づくりを実施した部分で、ようやく改善したことが確認できたため、ようやくこんなことを試しているというわけ。この畑は0.5haもあるので、他の部分も少しずつ改善していって、ゆくゆくは全面を洪水期をまたぐ作型として活用したいのだ。
できれば少し余裕のできる10月まで引っ張って収穫したかった。冒頭のダメは、それがやっぱりダメだったということ。ここは砂の割合が特に多い圃場で、こういうところでは生育後期で夏をまたぐと決まってヤケ症が出る。肥毒が抜ければ・・という一縷の望みは未だに実現していない。
ヤケの被害程度は掘ってみないと分からないが、お盆くらいまでには掘った方が良かったということであれば、それではちょっと甲斐がない。ということでこれからまた数年をかけて実現を目指すといういつものネタ。確かに多くの人に言われるように気の遠くなる取り組みだ。しかし我々の人生とは普通にそういうものである。
ビールの大びんを開け、セミの大合唱を聞きながら、窓辺に座って1人、晩酌をする。そうして毎日変わらぬ風景――しかしながら確実に少しずつ変わっている風景――をジッと眺めることの愉快さを24歳の夏に知った。あの時押し寄せてきた愉快さを、今でもはっきりと覚えている。私の一見して地味な人生は、間違いなくこのような体験の延長にある。



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