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子どもの学力向上は教師のコマ数削減から

  • 執筆者の写真: 反田孝之
    反田孝之
  • 2024年1月22日
  • 読了時間: 2分

更新日:2024年1月25日

教師の負担の大きさについては、もうずいぶん前から言われていることで、ここ最近も報道でよく目にする。


塾講師の経験で言わせてもらうと、授業の質を担保するためには、現状では1日の授業のコマ数が多すぎる。1週間で多くて20コマがせいぜいだ。つまり1日4コマ平均。3.5コマくらいでもいい。


真剣に授業の準備をして、その授業にベストパフォーマンスで挑むなら、気持ちも体力もよっぽど使い果たすものだ。私も毎コマが終るごとにヘトヘトだった。民間企業の成果重視の宿命という事情もなくはなかったが、教育という本質に変わりはなかろうし、また授業というものがそもそも、頭脳労働であり、肉体労働であり、感情労働でもあるということを忘れてはならない。


そしてこれらを踏まえた上での「余裕」は、経験によって徐々に増えていく一方で、加齢による体力の低下で減っていく。だから年齢、経験、意欲などに応じたコマ数の考え方も必要。適正コマ数を超えるほど、授業は適当になっていかざるを得ない。


こんなことはそれなりの経験者なら容易に分かることだから、今まで手が付けられないのは、授業が聖域視されているとかではなく、議論が時代についていっていないだけだろう。


教師の負担だけでなく、子供の学力低下も、コマ数の改善で劇的に変わると確信する。ある意味で、簡単なことだ。

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