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家庭菜園を後押しする大規模経営

  • 執筆者の写真: 反田孝之
    反田孝之
  • 22 時間前
  • 読了時間: 2分

昨日ついに籾摺りが終了!長かった。調整作業はあとは色選がけだけ。これはいつものように何かほかの作業をしながら同時進行でボチボチやる。今も弁当食いながら回っている。例年のように事務所で夜なべもしながらやりたいんだけど、今年は体が辛い・・。


前回書いたことについて、前々からこのブログを読んでくれてる人は大丈夫だろうが、誤解があるかもしれないので一応言っておく。私は家庭菜園の普及こそが世の中を変えると信じている。地域づくりだって地方創生だって家庭菜園を外してはあり得ない。うちのような中規模の経営体は仕方がなく存在しているようなもので、私は「仕方のない存在」として今の農業をやっているようなものだ。このことはこれまでにたびたび書いてきたことで、アーカイブで見ることもできる。


生まれ変わったら50ha規模でやりたいというのも、仕方のない存在として、今のところなかなかこういう人が多く現れそうにないからである。北海道以外の地域で、こういう規模の自然栽培経営体が果たしているのかどうかわからないけれど、いたとしてもごく少ないはず。一方で一般的な有機栽培経営体はというと、技術革新によって経営拡大化が比較的容易になりつつあって増えており、100haを超えるものもある。そして国の推進が後押しとなり、近頃は大手を振るって華やかだ。その傾向のせいもあるか、近年ではうちの15ha規模くらいの経営体はあまり注目されなくなっている。注目されて一石を投じることを目指して始めた今の農業なのに。


当地での家庭菜園による自然栽培の普及は内藤さんと関係者のおかげで着実に進行形。→「GOつくる大学」ちなみに私は言い出しっぺ。ここにもしも私が50haくらいの経営を実現すれば、さすがに世間は放ってはおけないだろう。それが家庭菜園をさらに後押しする。


ただ極端な経営の拡大化は今はまだ無理。もう20年くらいすれば何とか原資(技術)が整い、それから10年くらいかければ実現できるのではないかと考えている。とすると年齢的にちときついか。もちろん雇用前提できつい。

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