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規模拡大のための研鑽

  • 執筆者の写真: 反田孝之
    反田孝之
  • 12 分前
  • 読了時間: 2分

田植えを明日からに控えて、体がパンパン、かつヘロヘロ。暑さのせいか注意力も散漫で、事務所敷地内で軽バンを田植え機に思いっきりぶつけて凹ませてしまって、気分も凹んだ。いかんね、気を付けんと。


それにしてもこの時期の繁忙には滅入る。以前は田植えが終わると同時に繁忙期を迎えたが、近年は田植え前から過酷である。そして今年は思うところあって代かきをすべての圃場で3回やることにしていることと、大豆予定圃の「タデ」の勢いがすさまじいせいで耕うん回数が増えていることとで、例年よりさらに負担が大きくなっている。困ったものだ。


と言いつつ大きな問題はない。今年さえ乗り切れば、来年からは代かきも耕うんも大きく省力化できる見込みが立っているのだ。すでに試しも成功しているのでおそらく間違いない。5年がかりの構想。まあ前から少しはやってたんだけどね。どういうふうにやるのかは、来年上手く行ってから紹介したい。


省力化の追及は地味にでも確実に続けていきたい。自分が楽になる、ということはもちろんあるけれど、もっと別の理由があって、もしも今の経営面積が仮に大幅に増えることになったとしたら、常時雇用を入れたりスマート農機を導入したりということを前提としても、今のうちの技術力ではおそらく全面積で自然栽培や無施肥栽培をするわけにはいかなくなると考えている。だから今のうちに技術を高めておきたい。面積を増やす意思があるのか、と聞かれれば、分からないというしかない。増やしたいと強く思っているわけでもなく、増やしたくないと思っているわけでもない。ここは社会と時代の要請次第。要請があって打って出れる状況ができていれば、その時には応えられるしなやかさは持っておきたい。今さら言うわけではなく、農業の開始も含めて今までほとんどこういうスタンスでやってきた。


農業を始めて22年間で全農地が水の底になったのは6度、圃場によって9度と、度重なる洪水に叩きのめされながら、結果として今の経営ができた。これからも洪水を睨んでかじ取りをしていく。今後どういう要請があるのか、ないのか。そしてどこかへ向かって行くのか、行かないのか。その前に車をぶつけて死んでしまうのか。すべては天の采配である。

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