top of page

近頃の県はおかしい

  • 執筆者の写真: 反田孝之
    反田孝之
  • 2025年2月22日
  • 読了時間: 2分

更新日:2025年5月6日

昨夜は取引先主催で一杯やった。そこで近頃の圃場整備事情を聞いて驚く。聞いた範囲で私が思う限りでは、あきらかに県が暴走している。時代遅れというか、状況が俯瞰できていないというか・・。どうも近年、県はおかしい。


おかしいネタでうちに直接関係するところの一つが「美味しまね認証」の推進。うちにとってこの認証を取るメリットはほぼなくデメリットばかりなので、ずっと取らずにいる。


そしたらいつからだったか、認証を取らない人は県の補助事業を受けることができないということになった。例えば有機農業関連の補助金でもこの認証を受けていないとダメだという。有機農業の普及とこの認証とに何の関係かあるのか。こんな関連性のないことを紐づけして強制することが許されるのか。こういう筋の通らないことに屈服するのは性格的に出来ない。それでうちはこの数年、県の補助金はほぼ受けることができない。


ここまでならまだ良かったが、さすがに腹の立つことがあった。2年前くらいか、ゴボウの県内の取引先からこの認証を受けているかと聞かれた。取っていないし取る気もないと答えると、「生産者にこの認証を取るよう呼び掛けるよう県から指導された。取ってもらえないだろうか。」とのこと。それで、①この認証をとることのメリットがほぼないだけでなく、今のうちには負担にしかならないこと。②多くの生産者が取らざる得ない状況に追い込まれていて困っていること、を説明し、「うちが認証を取らなければうちのゴボウが扱えないというのなら、お付き合いはご遠慮させていただきます」と伝えたところ、それは困ると言われ、それまで通りゴボウは出荷し続けることになったが、しかし腹が立って仕方がない。県はここまでやるかと。まるでヤクザではないか。それで「こんな理不尽な県の言うことは適当に聞き流して、認証を取らない若手生産者にもしっかり手を差し伸べて欲しい。」とバイヤーに伝えておいた。


若い生産者に、声を上げれる人が上げて欲しいと言われることがある。私は声を上げれるほどの立場ではないし時間もないので、せめて認証を取らないこと、機会あるたびに批判することで意思表示をしていくつもりでいる。


この認証がメリットになる生産者はもちろんいる。そういう人が取ればいいだけの話であって、負担にしかならない人にまで実質強制的に取らせる正義はどこにあるのか。


私が肌感覚で知っているあの島根県は、どこに行ってしまったのだろう。いや、もともとなかったのだろうか。

最新記事

すべて表示
自然栽培は生産側が課題

気が付けば10日ぶりの更新。大豆が終わって気が抜け切ったせいでもなく、作業がとりわけ忙しいわけでもなく、デスクワークに格段追われているわけでもなく、寒波で身が縮こまったわけでもない、と言いつつ、まあそれぞれがちょっとずつはあって、そして冬は特に経営外のちょっとしたことがいろいろあるから、それが積もって山となる。それで「間」がなかった、そんな感じ。 とある説明会に参加したのもその一つ。自然栽培に関わ

 
 
価値を蓄積していく仕事

今日から仕事はじめ。といっても溜まったデスクワーク、合間に時々大豆の色選の袋替え、という年末の日々と何も変わらない。変わったのは体が少し元気になったこと。とりあえずデスクワークを進んでやろうと思えるくらいには回復したようだ。 今年は新年の抱負的なことで特別気の利いたことはない。常に思っている「自然栽培で儲ける」ということに尽きる。そのためには収量を上げるということ。25年産は、ゴボウが何年振りかの

 
 

コメント


    bottom of page