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近年の拡大ブーム

執筆者の写真: 反田孝之
反田孝之
20 時間前
読了時間: 2分

更新日:10 時間前

連日の雨。黙々と大豆の調製設備の準備を進める。9割方完了。


もっと広くて大きな作業場が欲しいなあ。というのは半分冗談で、今の規模の経営なら今の設備規模でギリギリ間に合う。しかし、ということは、逆に言うなら米でも大豆でも、もしも今後少しでも拡大するという状況になるなら根本的に今より大きな施設・設備が必要となる。だから規模拡大は今の経営の延長にはなく、次のステップの巨額の投資を前提としたたころにあって、そう簡単ではないのである。


ところでこの2~3年で強く感じるのだが、最近の若い農業者は規模拡大への精神的ハードルが低いような気がしている。様々な便利な機械が普及しつつあることもあるし、栽培技術が進んでいるということもあるだろう。また世間の雰囲気もあるだろう。私が始めた20年前頃とはまったく状況が変わっている。


しかし少し心配なのは、拡大者がムードに流されてはいないかということ。全国でも身近なところでも、SNSの影響もあり近年は大規模にやる経営体が目に入ってくる。それで既視感でバイアスがかかって麻痺してはいないかと。当事者と話をしてそう感じることもある。


うちもある年、安定16ha規模を20haに広げたことがあった。まあこれは2年のうちには元の16haに戻ることが決まっていたからできたこと。うちの今の自然栽培経営と私の力量では、夫婦で20haは明らかにリスクでしかない。そんな無謀なことはしない。(夏の暑さと洪水要因で現在は14haにまで縮小。)


面積はリスクである。オペが回らなかった時、農地条件が見込み違いだった時、販売が不振になった時に、やっぱり農地を返します、と簡単にはいかないからだ。


また機械損料という見えない大きな落とし穴がある。損料は稼働時間、結局面積にかかってくる。当然上がる売り上げの陰に隠さないように冷静に見ていかなければならない。


まあ、でもね、これから農地はどこでも余ってくるのだから、仮にとっかかりはムードに流された拡大だったとしても、目から血を流しながらでも何とか頑張って安定に向けてほしいと心から願う。みんなでド田舎の景観を守っていきたい。私ももう少し何とかしたいものだ。




半月前くらいに弾丸で行った娘との2人車中泊の旅。ギリギリまで仕事して帰ってすぐ仕事(笑)。でも日の出を見て心も体も洗われた。いつの日か娘と一緒に仕事したいね。


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