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  • 執筆者の写真反田孝之

昨年末に、「今年は社会との関りを縮小し、とりわけ学校に関わる活動を自粛したい」と書いた。これについて訂正するのを忘れていた。2月ごろに方針を戻して、今はまた従来通りの関りをするつもりでいる。私の個人的な事情が変わりつつあるし、周囲をみてて今自粛している場合ではないなと。もっともオファーがあればだけど。昨年はずいぶんとやらかしたからね。と思っていたら、たった今、小5の大豆栽培のオファーをいただいたので、ああそうだったと書いているわけ。


(昨年7月。休校でできなかった作業を夏休みを使って先生らと取り戻しているところ。)

こういう活動については、前向きにいろいろ思うところがある。しかし日々に余裕がなく、なかなか力が入れられない。準備する時間さえもっと取れれば、今より数段充実した内容を披露し結果を残す自信はある。でもそこは無理。すっかり諦めてしまっている。それにね、私には進学塾時代の残像があるのよ。子供らに囲まれ通じ合っていた残像が(笑)。それに惑わされているだけで、もうそこまでの力はないのかもしれない。 だからもう少し別の方法を考える必要がある。ちょうど当地ではそういうことを考えていこうという、組織とまで言っていいのかな、そういうものができつつある。そこで何かいいアイデアが出せんかなーって。 出せんにしても、うちの中で具体的にもう少しノウハウを蓄積したいところ。ちょっと感覚に頼り過ぎだから。でも繰り返すけどそこまでやる余裕がすでにないんよな。物理的(時間的)にもだけど、頭の中もそうだわ。みんな知らないだろうけど、みんなが思う以上に俺の頭の中って考え事でいっぱいなんよ。

  • 執筆者の写真反田孝之

夜中は予報通り強風が吹き荒れた。いつもなら眠れなくなるところ。でもゴボウトンネルは大半のビニールを撤去済みだし、苗代のシートもネットで押さえてあるのでまず心配なし。疲れていたせいもあってぐっすり眠ることができた。


苗代のシート類をネットで押さえる方法は秀逸と思う。でも意外と普及してなくて、折衷苗代の場合はふちを泥で押さえる方法が多いみたいだ。うちも昔はそうしていた。しかし作業が大変な上に強風でシートが飛ばされやすい。そのうち稲葉先生が(民間稲研の資料の中で)マイカ線や防風ネット等で押さえろというので、すぐに取り入れたわけ。ふちに隙間が微妙に開いているけど、シートを少し幅広にして溝に垂らして(水を張って)おけば発芽までに中が乾燥することもない。


(苗箱の上にラブシート、シルバーシートを敷き、最後に防風ネットで押さえる。ネットだけところどころピン止め。)


普及していないのにはいろいろ理由があるだろう。単に知らないというのが一番多いと思いたいところだが、そうでないという気もする。農家には人の真似をすることが嫌いな人が少なくない。頑固というかヘンクウ(偏屈)というか、そんな人はどんな分野にだっているんだけど、明らかに多い気がする。じゃあそういう人がすべてオリジナルかといえば全然そんなことはなくて、ほとんどが真似。当たり前だわな。ただ自分が知っている人の真似をしたくないだけ。だから知っている人の真似をしているときは「このやり方はネットで見つけたんだ(あんたじゃないよ)」とかね・笑。まあご苦労なことだ。


私などはこんなところに張る意地は持ち合わせていない(これを素直という)ので、これはいい!と思ったら、何だって猿真似だ。ついでに「誰誰に教えてもらったんだ~」とか言っておけば、その人も気分がいいし、いいじゃない。まあそのあとが面倒くさい人が時々いるんだけどね・・。


そういえばずいぶん前に書いた気がする。探したら、あったあった→ ★ 。もう15年も前に書いておるよ。教えたか教えられたかで人間関係の上下を気にする人っているんだよね。今でもそう思う。そういう人って、教えても教わっても面倒。あんたの性癖なんていちいち知らんがなって。つい付き合いが遠くなる。ま、何でもいいか。みんな満足しながら死んでいきましょ。

  • 執筆者の写真反田孝之

ほんと、うちのような農業は一寸先は闇。昨日は朝からのんきに苗箱を並べて少しゆっくり動くつもりだったんだけど、強風予報や諸事情で急きょゴボウトンネルのビニール撤去をすることにしたり、娘っ子が夜から発熱したせいで苗箱並べを1人でやったりと、えらい目に遭った。おかげで今日、体ボロボロ。50を過ぎてこんな無理しちゃいかんと常々思ってるんだけどね。どうしようもないこともあるのよ。ま、おかげでやることやって、今日は気が楽。


(ここは順調。)


(今日は1人。シート掛けは見学に来た友人に手伝ってもらって助かった。)


これを書く今、本格的に雨が降り始めた。10日ぶりの雨だ。ゴボウは喜ぶだろうし、転作田の乾きはまたリセットされるし、雨は良し悪し。


早朝、山水が止まっていたので山へ上がる。水源もそろそろ掃除せんとならん。ついでに1か月前から気になっていた風呂の給湯器の不具合がようやく直せた。先月やった裏山の伐採木の処理もそろそろやらんとならんし、床下のシロアリ対策はもう丸1年進んでいない。洗濯物が干せたり薪を保管できる軒スペースを作るなんてのは遠い未来のシーンに思える。そうだ、ずり始めている瓦を止めんとならんかった。これは早い方がいい。


上質の田舎暮らしってのは維持が大変なのよ。


8歳の次男の絵に癒される。


眠い。・・さ、仕事仕事。

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